【無重力ジャグリング】ISS滞在中のフランス人宇宙飛行士トーマス・ペスケーに迫る



来歴

Thomas Pesquet(トーマス・ペスケー)は1978年生まれの38歳。

 2009年にESAの宇宙飛行士候補に選抜、2010年に基礎訓練を修了した。
2016年11月19日からISSのExpedition 50,51のクルーとしてISSに長期滞在中。
トーマス・ピスケーはルーアン生まれのディエップ育ち。
2人兄弟の弟で、複数のスポーツを好むスポーツマンでもあり、特に柔道は黒帯の腕前。
アウトドアの愛好家でもあり、スキューバダイビングとパラシューティングのライセンスを持つ。その他サックス奏者でもある。

2001年にトゥールーズのÉcole nationale supérieure de l'aéronautique et de l'espace(国立航空宇宙高等学院)で修士号の学位を取得。宇宙工学などを学ぶ。

2006年にエールフランス航空学校を卒業し、民間旅客機のライセンスを持つ。
彼はフランス語、ドイツ語、スペイン語、英語、ロシア語を話す。


宇宙飛行士に至るキャリア

2001年より、スペインのGMVという航空宇宙国際企業で働く。その後2002年にはクネス、フランス国立宇宙研究センターで研究者として活動。さらに2004年からはエールフランスのパイロット養成講座に入り、2008年よりエアバスA320のパイロットとして2000時間の飛行経験を積む。

そして2009年、ESAの宇宙飛行士候補として選ばれる。


プロキシマ・ミッション

ISSでのペスケーの主要な任務が、Proxima misson(プロキシマ・ミッション)だ。

CNESとESAの50の科学実験などが含まれる。フランスではミッション名に星々の名前を付ける習慣があることから、この名前が付いた。

ピスケーは2017年5月までISSに滞在予定。

宇宙飛行士として

ピスケーはISSにおいてツイッターを積極的に活用しており、ほぼ常に英語とフランス語のツイートを恒常的に行っている。加えて、その多くが写真付きであり、フランス人らしい独特のセンスで捉えた写真が多く存在する。

また、他のアメリカ人クルーなどと比較しても、相当陽気な様子であることが伺える。
ISSの大切な機材である業務用ビデオカメラで無重力ジャグリングを実演しているのが良い例だろう。

何れにせよ、まず日本人クルーではあり得ない雰囲気をまとっていると言える。

今後の動向から目が離せない。





スペース・ハンバーガー





無重力ジャグリングを披露するフランス人宇宙飛行士






ペスケーさんからクリスマスの挨拶。
ノリノリである。



ペスケーさんが投稿した写真







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