2009年度富士総合火力演習:最前列見学記 その1



毎年8月下旬に行われる陸上自衛隊の公開演習『富士総合火力演習』、通称総火演。一般への認知度も年々高まり、もはや国民的イベントといった感すらあるこの演習ですが、2009年に筆者が訪れた際の様子を報告します。

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始発で東京を出発


最寄り駅となる御殿場から30分ほど手前の松田駅にて。

富士総合火力演習は屈指の人気演習として知られており、チケットを入手するという難関を突破したあとも良い見学スポットに入るためには早く行動しなければなりません。




新宿からスタートし、直通はまだ無いため途中で電車を待ちます。が、既に駅には同じく総火演への参加者がチラホラ見られます。
会場に着くのは勿論日の出前。駅からはタクシーで会場へ向かいます。






会場へと到着しました。勿論人影まばらですが、あちらこちらから作業の音が聞こえてきます。夏といえど夜明け前の富士山麓は寒いので長袖必須。



だんだんと空が白んできます。雄大な光景を見ることが出来るので、ご来光も楽しむくらいの気概で来ると良いかも知れせん。



辺りが明るくなるまでその辺で時間を潰します。着々と関係各車が到着するのをぼーっと眺めているとあっという間に空は明るく。


富士山では登山者のヘッドライトや山小屋の光がよく見えます。


隊員が集まって点呼しています。



ケータリング車両も仕込みを開始。勿論周辺にコンビニは無いので食料水分持参が良いと思われます。



晴れれば総火演はとても楽しい


2009年の総火演は快晴となりました。非常に暑いですが、その分クリアな光景を楽しむことが出来ます。


10式登場直前の陸上自衛隊です。74式がまだまだ主役を張っていた時代も今は昔となるのでしょうか。



ちなみに、見学場所は地面の最前列。特に決まった指定はないので、見易い場所を判断して選びます。



最前列だと人間の遮蔽がないので、戦車砲の音がダイレクトに体に伝わってきます。耳があまり強くない人は、避けたほうが無難でしょう。




特に90式の音は本当にうるさいです。


総火演見るなら最前列


最前列で見学していると、色々と面白い視点を捉える事が出来ます。




自衛隊にはこんな車両もあるのです。



防衛大臣が通る砂利道の整備をします。


施設科の車両も間近で見ることが出来ます。




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