シトロエンのコンセプトモデル『CXPERIENCE』はハイブリッド車両だ。
EVでなくハイブリッドという点に、本気度を感じることができる。
ご尊顔は最早糸目という表現しか無いほど、糸目。
フォグランプ部のライトの方が圧倒的に強力そうである。
しかし、それ以外は特に強烈な個性を発揮するクルマでもない。
後部はより個性的である。
特にこのテールランプ部は、多くスリッドが入っている上なにやら複雑な構造になっている模様。大胆なカーブのLEDも印象的だ。
中ならマシン部が露出してしまっている、謂わば「肉抜き」的表現がなされている。
今すぐにでも走り出せそうな足回りは頼もしい。
このまま販売してくれないだろうか。
そして最大の特徴は、サイドミラーが消滅し、代わりにカメラが配されている事。
このカメラが外部の様子を内部に設置されたモニターに投影し、サイドミラー代わりとなるのだ。勿論、そのモニターはサイドミラーに近いドア側に設置されている。
デザイン的にも、パット見カナード翼のようにも見えなくない。
随分と立体的なLED。モノが詰まったりしそうだが、なんとも気になってしまう部分である。
【カーレビュー】サイドミラーを捨てたクルマ『CITROËN CXPERIENCE CONCEPT』
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