おはようございます。今年の夏は早い段階から結構暑いですね。
涼み画像としてヒースロー空港の地下鉄ホーム画像をどうぞ。
ということで、今回はイギリスはロンドンにある博物館、『イギリス空軍博物館』に行ってきた際のレポートをしたいと思います!3回くらいに分けてお伝えする予定なので乞うご期待!
とりあえず諸情報
『Royal Air Force Museum(イギリス空軍博物館)』http://www.rafmuseum.org.uk
黎明期から現代に至るまでの飛行機の歴史を、飛行機実物を交えることによって細かく展示している文化省が運営するイギリスの博物館です。イギリス国内に2箇所あり、ロンドン近郊とバーミンガム近郊のコスフォードの2箇所です。今回はロンドン館についてレポしていきます。
行き方ですが、ロンドン中心部から地下鉄で30分ほどです。googleを頼りに行きましたが、2回ほど乗り換え。特に障害はありませんでした。最寄りの駅からは10分ほど歩きます。
なんだか治安が悪そうですが、昼だったので大丈夫でした。人通りが少ないです。
ロンドンの中心部からそう遠く離れてないのに、随分と広大な敷地で驚く。
特に何もないのでズカズカと中に入っていく。
入り口にはいきなり第二次大戦のコスプレをした英国紳士が!!!
入場手続きにも凝ってる!!
人形でした(汗)
驚くべきことにこのイギリス空軍博物館、入場料無料
さすがイギリス、博物館では意地でも金を取らない姿勢が貫かれています。
バトル・オブ・ブリテン館(Battle of Britain Hall)
その名の通りバトル・オブ・ブリテンで活躍した機体が集められた展示館。10時~6時の開館です。
なお、機体の詳細は本家サイトのここhttp://www.rafmuseum.org.uk/london/things-to-see-and-do/on-display.aspx?museum=Cosford&location=Battle+of+Britain+Hall が詳しいです。
鉄の輝きが美しい Gloster Gladiator
de Haviiland Tiger Moth デ・ハビランド タイガー・モスⅡ
後退ぎみの複葉機で、かなり細くスマートな感じがします。
Boulton Paul Defiant Mk1 ボールトンポール・デファント
前方に機銃がない戦闘機。
横から。
Bristol Blenheim Ⅳ ブリストル ブレニムmk4
ザ・左右非対称。双発で3人搭乗の軽戦闘機です。
この真横からのアングルだと非常に先進的に見えます。
かなりかっこいい。
Bf110G-2
ナチの夜間戦闘機の主力。重武装と凶悪な面構え、迷彩が目立つ。
とにかくデカい。
そこまで博物館が明るくないので、撮影に苦心しながらも激写。
独特の迷彩が面白いです。オッサンがラフに機体の整備をしていました。
Hawker Hurricane
初期の名機ハリケーン。見た目は結構強そうです。
Bf-109E-3 "エーミール"
当然ですがドイツ機の多さが目立ちます
かなり状態は良いと感じます。
ハインケル He 111
ガラス張りの風防が特徴的
ヴェルサイユ条約下、民間機として開発が進められる。
全翼22.5m
航空機以外の展示も充実しています。
CASA E3B
FIAT CR.42 ”ファルコ”
イタリア最後の複葉機らしいです。
この博物館唯一?のイタリア機。
ツェンダップのDB200。
いかにも「モトラド」って感じがします。
Junkers Ju 87 ”シュトゥーカ”
鬼の対地装備がゴツいです。
正面から見ると、物凄い重厚感と圧迫感。こんなのが急降下爆撃してきたらとんでもないですね。
ハリケーンの残骸。なぜこれを展示しているのか…
この展示館はそこまで数も多くないものの、落ち着いた雰囲気でじっくり見ることが可能。
小林源文的十字軍的な絵画なんかもあったり。
ロンドンの地下司令部のようなジオラマ。
おなじみデブも目立つ場所に展示。
勲章の数が物凄いです。
フィーゼラー V-1
フォン・ブラウンのV-2
続編へと続きます。
うしろから
まえから
Short Sunderland ショート・サンダーランド
バトル・オブ・ブリテン館のトリはこの飛行艇。全翼34m
かなり独特な機首形状の対潜番長。真っ白です。
見たことがある飛行艇は二式大艇だけでしたが、この機体はけっこう小さく感じました。
サンダーランド 二式大艇
全高 10m 9,15m
全幅 34,39m 38,00m
全長 26,00m 28,13m
重量 22,700kg 24,500kg
最高速度 336km/h 470km/h
構造距離 4640km 8223km
とまあ、とにかく二式大艇は速いですね。
大きさはさほど変わらないのに驚きです。
中に入って見学することも出来ます。広さはそこそこ。
↑は尾翼にの部分なので狭く見えます。
とりあえずバトル・オブ・ブリテン館は以上です。
次は現用機館について紹介したいと思います。
【博物館】イギリス空軍博物館に行って来ました①【ロンドン】
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