一瞬、目を疑う。ここはパリ。こんなにスッキリしてミニマムなクルマがあっただろうかー
しかし、良く観てみるとそのラインの美しさが際立つ。色鮮やかだ。
このクルマはかつてオペルが開発した『GT』のコンセプトモデル。1965 Experimental GTだ。オペルGT量産型は1968年から販売されているが、それよりもかなり前にこのモデルは産み出された。しかし、実際に見てみると圧倒的にこのコンセプトモデルの方が美しい。
際立つのは、その「ライン」の美しさだ。
量産モデルのオペルGT(出典:wikipedia)
量産型とくらべても、より先鋭的で研ぎ澄まされた印象を受ける。
タイヤまわりもスッキリしていて美しい。
モールドがとにかく少ないのが印象的だ。
このクルマが1965年のヨーロッパにもたらした衝撃の度合いは、計り知れない。
【カーレビュー】オペルの伝説的プロトタイプ:1965『Experimental GT』
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