【カーレビュー】新型SUV・マセラティ『レヴァンテ』とジャガー『F-FACE』が共演

2017年2月にパリで開催された「国際自動車フェスティバル」。かなり大層な名前ですが、その実ちょっとした自動車展示会です。

しかしながら、展示されている車両はどれも欧州のプレミアムカーばかり。
真面目にラグジュアリーカーの購入を考えている人なら行って損はないでしょう。

そこでまずはマセラティ『レヴァンテ』。このマセラティ初のSUVはとにかくパリでも大注目です。グルっと外観を見てみましょう。

フロントライトは意外と普通なのですが・・・

歴代マセラティの中でも特にマッシブな野性味溢れるフロントは、どちらかと言うとアメ車のようなイメージすら抱かせます。かなりの強面です。グリルなどはランボ系のゴツさを感じます。

一方、リアの表情は至って普通のマセラティ。
テールランプでひと目でマセラティと判別出来ます。

ジャガー新型F-FACE

マセラティのすぐお隣に鎮座していたのが、このジャガー『F-FACE』です。
ジャグ初のSUVという事で各方面から熱い眼差しを受けているこのクルマですが、意外と、本当に意外と似ているんですよ、マセラティ『レヴァンテ』と。

どちらもブラックなのですが、このF-FACEのほうがオフロード感があります。

イタリア車とイギリス車の違いとでも言いましょうか、ジャガーらしいリア。
ちなみにリアスポイラーはかなり似ています。

フロントもジャガーらしくて良い感じです。
個人的には、ジャガーの方が好みです。

日本の公道でも見かけるのはまだまだ先になりそうですが、再びSUVの波が来ているのは確実なようですね。はたして、これらの欧州プレミアムSUVに日本勢がどう立ち向かっていくのでしょうか。

ジャガー公式ページ