ニューヨークのマンハッタンに浮かんでいる本物の空母「イントレピッド」に行ってきた際に撮影した飛行機や実験用スペースシャトル「エンタープライズ」の写真レポです。
目玉としてはやはり2012年に公開されたスペースシャトル試験機「エンタープライズ」です。
空母の上にスペースシャトルが乗っかってるのはこの空母だけだと思います。宇宙船自体なら空母「ホーネット」にはアポロ宇宙船が乗っかってたりしますね。
またイスラエルの曰く付き独自開発戦闘機「クフィル」も珍しい機体でしょう。迷彩がイイ感じでした。
またイントレピッドそのものの状態も改修が非常に進んでおり、かなりキレイ目です。
他の公開軍艦にありがちな独特の血なまぐさい感じがそんなにしないので、一般の人達に広く薦められる船でもあります。といっても、沢山の日本の船を沈めた事が堂々と船内では喧伝されていますが。
大人$24。
公式サイトはこちら
公式の機体紹介はコレ.。pdfダウンロードできます
博物館への行き方や周辺情報はコチラで詳しく紹介しています。
USS CV-11 イントレピッド
博物館にはいると、エセックス級空母5番艦 CV-11 イントレピッドの超巨大模型がお出迎え。
全体的な雰囲気は、博物館とインスタレーション的な何かが混ざった美術的側面も強調されていました。
宇宙船も展示してある
宇宙船・マーキュリーです。
この空母には、この時点で3種類の宇宙船が展示されていました。
「マーキュリー」「エンタープライズ」そして「ソユーズ」です。
旧日本軍の特攻に関しても、イントレピッド自身の経験から映像で説明されています。
上にあるようなレーダー室やブリーフィング部屋には入ることが出来ません。
窓越しでの見学となります。
甲板え上がってみる
マンハッタンの高層ビルがよく見えます。
そして目を転じれば、そこには沢山の航空機。
いつもどおりF14のおしり
いつもどおりのA12
イントルダーです
ブラックバードとニューヨーク
F-11A タイガー
1960年代のブルーエンジェルス機体です。グラマンの艦載機で生産数は200、運用開始は1956。
ジェネラル・ダイナミクス F-16A
1976年の機体にしては先鋭的です。
イスラエルの戦闘機
で、これがクフィルです
イスラエル・エアクラフト・インダストリー IAI クフィルC-2
1976年の機体で、1980年代にアメリカ海軍と海兵隊がイスラエルから借りた機体です。
見事なデルタ翼機。
ソ連とアメリカのあらゆる要素が融合した結果です。
足回りは精悍な印象。
正面から。後ろにF16がいるのは親戚だからでしょうか。
イスラエルの機体は初めて見ました。きな臭いですね。
E-1B トレーサー
1950年代のグラマンって感じですね
HH-52A シコルスキー シーガーディアン
海から人を救い出す正に守護聖人のようなヘリ
F-4N ファントムⅡ
何だかんだ、この空母に一番似合ってますね。
F-8クルセイダーも居ます。
残念ながら油圧アクチュエータは動いていません。
結構珍しい気がするシーコブラ
ダッソー エタンダール IVM
フランス海軍のオシャレ番長。シャープですね。
レストア中の機体もチラホラ
F-3B デーモン
1956年のこの機体、その後のファントムⅡ開発に大きく貢献しています。
T-34A メンター
その名の通り練習機。1954年製で渋いですね。
ベトコンのMiG-17
ベトナム戦争時、イントレピッドの艦載機スカイレーダーがこMiG17と交戦したとか。
MiG-21 PFM フィッシュヘッドF
ポーランド空軍の機体です。虎の塗装がなんだかおかしいです。
アエロマッキ MB-339
イタリア軍の展示飛行に使われた機体だそうです。
スペースシャトル・エンタープライズ
こちら、エンタープライズは巨大なテントの中に収納されており、専用の展示がなされています。
チャームポイントはおしり
なぜかソユーズ
お土産は結構バラエティ豊富
この他にも甲板にはハリアーやら
右舷
館内展示
A4-B スカイホーク
なんか足長いですね
ちなみに、地上にはコンコルドも待機しているのでお忘れなく。
ブリティッシュ・エアウェイズのコンコルド
参考記事:【博物館】「Museum of Flight」最終回: 伝説の超音速旅客機『コンコルド』に搭乗! 想像以上に激狭だった!!
ガトー級潜水艦も見学可能!
ガトー級も別料金で見学可能です
かなり良い航空宇宙博物館と言えると思います。あと船舶も。
【博物館】NYにある空母博物館「イントレピッド」に行ってきた【スペースシャトル・エンタープライズ】
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