【資料】外務省外交史料館にある宇宙開発史関連の資料

話は少し遡りますが、論文の一次資料調査のため六本木にある外務省外交史料館に初めて行きました。



外務省外交史料館
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/


場所




入館方法として事前手続きなどは一切必要無く、用紙二枚部に名前や所属を記入するのみです。学生証などを持っていけばよいでしょう。もちろん、具体的な研究目的などは明確に記す必要があります。

入館時に透明の袋と入館証を渡されます。カバン等はロッカーに預けます。飲み物の持ち込みは出来ませんが、ちょっとした休憩スペースに自販機が置いてあります。70円程度の安い自販機があります。


この資料館の使い方は、基本的にインデックスにある資料番号を申請し、一定時間おきに資料請求し、その都度職員の方が持ってきてくれる、というものです。利用者の混雑具合により、資料が手元に届くスピードが変わってきますが、そこまで待つ必要はありません。

多くの利用者は紙媒体の資料を請求し、研究していました。コピーは取れませんが、音のならないカメラなら使用することが出来ます。多くの方はパソコンとカメラを持参し、都度転写・撮影しているようでした。


自分の場合、多くの対象資料がマイクロフィルムにコピーされていたので、マイクロフィルムを漁ることに殆どの時間を費やしました。日本の宇宙開発史では、はやりこの外務省外交史料館のマイクロフィルムがかなり重要になってくるようで、黒崎輝氏などの論文にも散見されます。

ともあれ、マイクロフィルムはコピーを取ることが出来ます。が、1枚50円以上するので、1000枚以上あるマイクロフィルムをコピーするのは現実的ではありません。
なので、若干無理やりですがマイクロフィルムの画面を直接撮影し、pdf化し参照することで研究に使用しました。

モノ自体はある程度まとまっているのですが、いかんせん手書き資料が多く識別にやたら苦労する文章も多いです。しかし、ここでの作業は論文作成及び学術的研究の方法を学ぶ上では大いに参考になりました。なにかアルゴリズムが開発されて、すべてのマイクロフィルム情報が完全にデジタル化すると良いですね。


資料に関しては、膨大になるのであまり詳しくは述べませんが、やはり当時の外務省は相当宇宙開発においても重要な役割を演じていたのだなあという感じです。特に北米課はNASAや国防総省ともやり取りしており、糸川英夫の輸出の件の資料もあったりします。

個人的には、佐藤栄作のロケット・核に関する米国との全てのやり取りが公開されて欲しいと思います。間違いなく色々ひっくり返るような気がします。


あとは「ポストアポロの打診の件」関連の資料は面白かったです。
あまりスペースシャトル関連の資料ですが、あまり研究されていないと思うので、日本の意思決定がどのようにスペースシャトル計画に影響を及ぼしたのか、などもおもしろそうですね。


東京タワーがよく見える。


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